2019年10月1日の消費税率10％への変更まで、あと1か月少々となりましたね。
実店舗はもちろん、ネット店舗でも変更対応が必要で、せわしい時期になりました。
すでにバッチリ計画済みの店舗様もあると思いますが、ネットショップでの準備についてまとめてみました。
一般的な内容ですので、貴店に関係ない内容も含まれるかも知れませんが、ご計画の準備やチェックリスト代わりにご確認ください。
- 1.商品価格の変更
- 多くのネットショップでは商品価格を「内税」で登録されていると思いますので価格変更が必要です。
対応方法は利用されているショッピングカートの設定によって異なります。うっかり大量のやり直しにならないよう、手順は今一度、事前確認をおすすめします。 - 2.商品以外の価格変更
- 送料、代引手数料、コンビニ払い手数料等。
- 3.軽減税率の対応
- 飲食料品等は通販でも軽減税率により8％となります。（酒類を除く）
ちなみに飲食料品で価格が送料込みの場合は8%、送料別途の場合だと送料は10%です。
そして、みりんは酒類なので10％、みりん風調味料は8％とのことで、ややこしいですね。 - 4.キャッシュレス・消費者還元事業の対応
- クレジットカード決済、コンビニ決済等を導入されている場合で、かつ事前の申請登録が完了している場合、お客様がキャッシュレスで決済すると国からお客様へ最大5％還元されます。（コンビニはお客様がキャッシュレス決済により支払いを行われた場合）
申請登録が完了していないと、キャッシュレス決済を行ったのに還元されない事態となるためご注意ください。 - キャッシュレス・消費者還元事業 リーフレット
- （2019.8.26追記） 5%の還元方法は、クレジットカードのポイント等での還元と言われていましたが、JCBやクレディセゾンなど5社は請求時にポイント還元分の金額を差し引き、実質的な値引きで対応する模様です。今後、同様の対応が拡大する可能性があります。